パシフィック・リム見てきました

ちょっと興味があったパシフィック・リム。アイアンマンとかトランスフォーマーとかこういった類の映画好きなのでどうかなーと思ってたんですが、Twitterで面白いと見かけたのでよしそれなら、と行ってきました。

調べたら今日でIMAX3Dの上映最終日。滑り込みでした。吹き替えがいいとのことだったので吹き替えで、事前情報は見ないほうがいいと聞いたのでほとんど何も知らないまま行きました。

はっきり言って、面白かったです。

いやー良かった！

「巨大ロボットに乗って怪獣と戦う」をハリウッドで本気だしたらこうなるんですねー。

怪獣はどことなくウルトラマン的ですし、巨大ロボット「イエーガー」の乗り方はエヴァを思い起こさせました。

見終わった後知ったんですが、監督が日本のそういうのが好きな人だったんですね。

IMAX3Dの映像も音響もド迫力ですごかったです。

巨大ロボットの描写は、トランスフォーマーと比べるとパーツは少なくてディテールの細かさはないものの、武骨で重量感にあふれてました。中でパイロットが操縦しているぎこちなさがよく表現されていたと思います。

ネタバレはなしにしてこのぐらいにしておこう、と思いましたが、やっぱりあともう少し書きます。

以下ネタバレありで細かい感想

何といってもイエーガーがカッコいい。

冒頭のジプシー・デンジャー出撃シーンだけでワクワクでした。

中国の三本腕イエーガー、クリムゾン・タイフーンと、ロシアの巨大イエーガー、チェルノ・アルファ。この2機もドックでの紹介シーンですごく高まりました。ロマンですねー。ただそれだけにもうちょっと活躍が見たかった。最初の戦闘ですぐに破壊されてしまったのは残念でした。

あと残念だったのは、夜や水中などの暗い戦闘シーンが多かったことですかねー。

他にもつっこみどころは結構ありますけど、真面目に「ロケットパンチ！」とか言っちゃう映画なんで細かいことを気にしたら負けなやつです。

戦闘シーンではジプシーがタンカーをざりざりと引きずってきてそれで怪獣をぶん殴るシーンが印象的でした。それ使うのかよ！と。

乗ってた人が避難してたことを願っておきます。

登場人物のキャラクターも良かったです。人間関係のしこりを引きずらないキャラクターたちが爽やかでした。

杉田さん玄田さん林原さん他の吹き替えもはまってました。吹き替えで見てよかった。

個人的には、チェルノのパイロットのロシア人夫婦がものすんごく魅力的な見た目だったんでもっと見てみたかったです。

火器より剣の方が強かったりだとか、典型的死亡フラグだとか、異次元世界に核を撃ち込むというありがちな展開だとか、いわゆるお約束が満載でしたけど、むしろそれがいいと思える気持ちいい映画でした！